BARITONE
 KEI KONDO / 近藤 圭

 

 

長野県出身。国立音楽大学卒業、同大学大学院を首席で修了。新国立劇場オペラ研修所第9期生修了。ハンブルク音楽院を、審査員全員一致の最優秀の成績で修了。


『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールでオペラデビュー。沼尻竜典指揮、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ定期公演でも『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールに抜擢。同公演には『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵役、『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ役で出演している。二期会公演には『メリー・ウィドー』サン・ブリオッシュ役で初出演し、東京二期会『ドン・ジョヴァンニ』(カロリーネ・グルーバー演出)マゼット役では、各方面から高い評価を得た。また 2013 年話題を集めた、ライマン作曲『リア』(日本初演)には、フランス王役で出演。


小澤征爾音楽塾『蝶々夫人』では、鎌倉で行われた特別演奏会にゴロー役で出演。新国立劇場にも『アラベッラ』のツィンマーケルナー役で出演している。また 2013 年新国立劇場中劇場において、ヒンデミット『カルディヤック』(日本初演)に難役であるタイトルロールで好演した。この他にも、『アルバート・へリング』シド役、『カルメル修道会女の対話』看守役等数多くのオペラに出演。


留学先のドイツ・ハンブルクではハイドン『四季』ソリストを務め、北ドイツ放送局に放映された他、マーラー没後100年を記念した演奏会にて、トーマス・ミッテルベルガー指揮『さすらう若人の歌』、またドイツでも屈指のホール「ライス・ハッレ」にて、ハンブルク・ブラームス合唱団定期演奏会オルフ『カルミナ・ブラーナ』でバリトン・ソロを務め、いずれも好評を得ている。また、先ごろ発見された、テレマン『結婚カンタータ』のソロをハンブルク州立図書館で世界初演した。シューベルトの『冬の旅』全曲演奏会や、ベートーヴェン、ヴォルフなどの作品を扱ったソロリサイタルもハンブルクにて行っている。また、ハンブルク・クルトゥア・キルヒェ『ダイドーとエネアス』エネアス役や、オルデンブルク州立歌劇場モンテヴェルディ『オルフェオ』にカロンテ役等で出演。


2013 年、ワーグナー生誕200年の記念すべき年に、リヒャルト・ワーグナー・バイロイト音楽祭奨学生に選出された。


近年は、びわ湖ホールで行なわれた、沼尻竜典『竹取物語』石上麻呂足役や、京都にて小澤征爾音楽塾子供のためのオペラ『子供と魔法』(小澤征爾指揮)に大時計、雄猫役、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』にハルレキン役、仙台フィルハーモニー管弦楽団『フィガロの結婚』にタイトルロール、日生劇場『ラ・ボエーム』にショナール役等で出演している。『魔笛』のパパゲーノ役は当たり役となっており、2016 年新国立劇場に急遽代役で出演したのをはじめ「黒い薔薇歌劇団」、日生劇場に同役で出演している。


この他にも、ヘンデル『メサイア』、モーツァルト『レクイエム』、ベートーヴェン『第九』フォーレ『レクイエム』等のソリストを務める。


BS フジ『レシピ・アン』には、準レギュラーMC として出演する等、メディアにも登場している。

ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。二期会会員。


2019年には、全国共同制作『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役や、小澤征爾音楽塾『カルメン』ダンカイロ役等で出演予定。